もしあなたが新人だとしても、
最初から後輩に教えるつもりで勉強したほうが、
どんどん仕事を吸収でき、きっと伸びます。
なぜなら人は、教えている時が一番、学んでいるからです。
教えている先生のほうが、学びが多いのは、よく知られています。
それに来年か、数年後には、確実に次の後輩が入ってきますよね。
あなたが先輩社員から習っている今こそ、
次の後輩に伝えるつもりで、
IT関係の仕事の内容や、プログラミング技術などを、まとめておきましょう。
この経験は、きっと役立ちます。
ずばり、仮想の後輩に教えるつもりになるのがコツです。
人に何かを教えるには、あやふやな状態では、相手に伝わりません。
上手く教えるには、あなたの中でしっかり消化吸収し、
細かい点まで明確に答えられるようにしておく必要があります。
そのためには、疑問点はすべて調べることになります。
特にITやプログラミング関係の技術は、
調べなければならないことが多いですよね。
だから教えることを意識すると、あなた自身の勉強にもなるのです。
将来、実際にあなたが後輩に教える機会が無かったとしても、
学んだ時点で、もうメリットは得ています。
幸い、後輩を指導する立場になったら、
まさに準備してきたことが活きるでしょう。
先生として、また学べるのだし。
つまり、新人時代の心の準備次第では、
一石二鳥の学びのチャンスとなるのです。