情報技術は、コンピューターを使って情報処理を行なったり、インターネットや携帯電話を使って通信を行なう、総合的な技術のことです。
そのため、情報通信技術ということもあり、ICT(information and communication technology)という言葉も使われます。
日本では ITと言いますが、国際的には、ICTと言うほうが一般的なようです。
ITは、機器やプログラム、データベース、通信など、様々な技術によって支えられています。
ITを活用できる分野は幅広く、コンピューターや携帯電話はもちろん、住宅や家電、自動車、玩具(おもちゃ)にまで使われています。
逆に、使われていないものを探すのが難しいほどです。
ビジネスやプライベートでも、インターネットを使って、検索したり、メールを送受信することが、当たり前になってきました。
会社では、業務の多くがパソコンを使って行なわれます。資料作成には、オフィスソフトが使われています。
コンビニの POSシステムは、ITの利用例として有名です。
家庭では、ネットショッピングを楽しんだり、株式などの金融商品を売買する人も増えてきました。
また、最近は携帯電話が高機能になったので、ビジネスやゲームなどのアプリケーションソフトも、動作させることができるようになりました。
携帯電話は、常に持ち歩き、起動していて、インターネットに接続できるので、活用範囲が大きく広がりました。
IT業界に転職、就職するということは、ITを支える様々な技術に関わるということです。
システムエンジニアやプログラマーなど、いろんな職種があります。