ITは「情報」と「通信」に関わる総合的な技術のことです。
利用されている分野がとても広く、いろんな企業が参入しています。全く異なる分野の会社が、IT業界に参入してくることもあります。
したがって、はっきりと区別することが難しくなっています。
でも IT転職を考えている人が、イメージする会社は、以下のようなものではないでしょうか?
・機器を製造する会社
コンピュータやその周辺機器、携帯端末を製造する会社です。またITには、ルーターや回線など、通信に関連する機器も必要です。
・プログラムを開発する会社
コンピュータや各種機器は、プログラムで動いているので、プログラムを開発する会社が必要です。
システム開発会社、ソフトウェア開発会社など、名称は様々です。
・サービスを提供する会社
サーバーなどの機器やプログラムを使って、サービス自体を提供する会社です。
レンタルサーバーをはじめ、無料ブログ、ネットショップ、動画配信など、いろんなサービスがあります。
今では、証券会社、FX取引業者、銀行なども、インターネット上でサービスを提供しています。
他にも検索エンジンやポータルサイト、インターネットで広告を配信している会社もあります。
このようなシステムは、会社内で開発することもあるし、外部の専門のシステム開発会社に依頼することもあります。
一見、IT業界とは関係無さそうな一般企業でも、社内に「システム部門」を持っていて、自社開発している場合もあります。
また、IT関連企業は、誰でも名前を知っている大手企業から、地域に根ざした小さな企業まで様々です。
パソコン1台でも起業できることから、社員数が数名の小さな会社や、フリーランスの SEやプログラマーも多いです。
IT転職や就職を考えるなら、まず「どんな会社に就職したいか」、「どんな仕事に就きたいか」をしっかり検討する必要があります。
Googleの例があるように、今は小さな会社、またはまだ生まれていない会社が、数年後に世界をリードするような大きな企業に成長することもあります。
ここがIT業界の面白いところです。アイデア次第では、チャンスがまだまだあります。
だからIT関連企業に転職や就職する時には、その会社の将来性を含めて検討する必要があります。