入社すると、システム開発技術以外にも、学ばなければならないことが多いからです。
新卒なら、一般的な社会人として必要な知識も身に付ける必要があります。
例えば、挨拶や名刺交換、電話の対応などです。
他にも報告書のような書類の書き方など、会社ごとにやり方があるので、覚える必要があります。
それにプラスして、専門的な技術を覚えなければならないので、結構大変です。
そこで、入社後に焦らないためにも、システム開発の基礎知識は、入社前に身に付けておきたいものです。
IT業界は範囲が広いので、プログラミングといっても、ゲームから業務システムまで様々です。
もちろんゲームと業務システムでは、開発に必要なスキルが違います。
C言語や C++ が求められるかもしれないし、Java言語やVB、PHPが必要かもしれません。
また業務システムなら、ほとんどが四則演算で大丈夫ですが、ゲームの場合には、座標や三角関数のような数学の知識が必要になるかもしれません。
入社すると、社内研修があるので、詳細な技術は学べます。(無い会社もありますが)
でも、入社前に基本だけでも学んでいたほうが、心の余裕ができます。
そこで今回は、共通の基礎知識として、入社前に学んでいたほうがよいものを紹介します。
・プログラミング言語
・データベース
・SQL
システムを開発するには、プログラミング言語を使わなければなりません。何か一つ習得しておくと、二つ目以降のプログラミング言語は、かなり楽に習得できます。
Java言語は、応用範囲も広いので、おすすめです。
でもいきなりオブジェクト指向言語は難しいという人には、Accessで VBAプログラミングからはじめるのもおすすめです。
また最近のシステム開発では、データベースを使うことが多いので、何か一つデータベースを使えるようにしておいたほうがいいでしょう。
手軽で簡単なのは Accessですが、MySQLは利用範囲が広いのでおすすめです。
ゲームでも、ログイン時などにデータベースが使われていることがあるので、勉強になります。
データベースを学ぶ時には、同時にSQL(structured query language)という、データベースに問い合わせをする言語も学んでおくとよいでしょう。
SQLは、プログラムの中からデータベースを操作するために、頻繁に使われます。
これらの基礎知識を無料で学べるように、各入門講座を用意したので、よかったら活用してください。
左サイドメニューの「関連する入門講座」からリンクしています。
「プログラミング初心者入門講座」は、プログラミングそのものの知識というより、考え方や学習のコツを書いています。
プログラマーのような専門職は、何かとストレスが溜まりやすいので、考え方も大事だからです。これはプログラミングの学習にも当てはまります。
プログラミング初心者入門講座は、ポータルサイト的な位置付けで、無料メールマガジンも用意しています。
そして具体的なプログラミングとデータベースの知識は、各講座で学べるようになっています。
会社に入ると、覚えなければならないことが沢山あるので、ぜひ入社前に習得してください。
実は、入社後に、社内研修の内容が難しすぎて、基礎から学ぶために、当無料講座を活用している読者も多いです。
また、普通の会社に勤めていて、業務を効率化するために、プログラミングやデータベースを学び始める人も多いです。