IT転職や就職で、プログラマーに向いている人は、以下のような資質を持っている人です。
*資質とは、その人の性質や才能のこと
・情報収集力
本やインターネットで、プログラミングに必要な情報を調べたり、探し出せる能力が必要です。
時には、英語で書かれた文章を読まなくてはならない場合もあります。
(辞書や翻訳ソフトを使えば大丈夫)
・理解力
プログラマーは、仕様書にしたがってソースコードを書きます。そのため仕様書に何が書かれているのか、内容をちゃんと理解する力が必要です。
また、本やインターネットで検索する時にも、理解力が求められます。
・論理力
プログラミングは、目的の結果を得るために、筋道を立てて処理を組み立てる必要があります。
「もし○○なら、Aの処理」、「△△なら、Bの処理」というふうに、論理的に考える力が必要です。
・正確さ
プログラムは、1文字間違っただけで、エラーが出たり、正確な結果が出ないことがあります。そのため正確にプログラムを書く能力が必要です。
・忍耐力
プログラミングにバグは付き物です。エラーが出たら、粘り強くデバッグしなければなりません。
*バグ(bug)とは、プログラムの中の誤り
*デバッグ(debug)とは、バグを修正すること
またプログラミングは、パソコンの前に長時間座って行なう作業なので、忍耐力が必要です。
・スピード
職業としてプログラマーを目指す場合は、常に「納期」を意識する必要があります。納期までに仕上げるには、ある程度のスピードが必要です。
・問題解決力
プログラミングを行なっていると、いろんな問題が出てきます。問題の原因を調べ、解決する方法を考える能力が必要です。
・向上心
IT関連の技術は日々進化しています。そのため自分から学び、向上しようという意識が必要です。
・責任感
現在の社会は、あらゆるところで、プログラムが利用されています。目には見えませんが、多くの人々の生活を影で支えています。
そのため、影響が大きいので、責任感を持ってプログラムを書かなくてはなりません。
また、納期までに仕上げるという責任感も大切です。
・完遂力
プログラミングでは、最後までやり遂げる意志が必要です。途中であきらめてしまっては、システムは動きません。
他にもプログラマーに必要な資質として、改善力や熟考力などいろいろあります。問題が起こった時には、上司にちゃんと報告することも必要です。
以上のことが当てはまる人は、プログラマーに向いています。今は足りない部分でも、意識して改善することで、立派なプログラマーになることができます。