IT転職や就職活動をする際、気になるのは、学歴や実務経験だと思います。
確かに、大学や専門学校、高等専門学校で、高度なプログラミングを学んできた人のほうが有利な分野はあります。
制御系やOS、ロボットなどは、専門的な知識が必要です。
でもシステム開発の分野は幅広いので、学歴がなくても大丈夫な場合も多いのです。むしろ文系の知識が活かせる分野もあります。
また、高校卒業の新卒を積極的に採用しているIT関連企業もあります。
(もちろん会社によって違いますが)
なぜなら高卒だと、年齢が18歳くらいと若いので、それからプログラミング技術を教えても、十代のうちに実戦現場で活躍してくれるからです。
すると、20代、30代というふうに、長い期間会社に貢献してくれる可能性があります。
新社会人は、他社のカラーに染まっていないというのもメリットです。
人は三日経つと、その会社に染まると言われています。
新社会人は、他社の習慣、仕事のやり方のクセが付いていないので、社員教育がし易いのです。クセは一度付くと、なかなか修正できません。
その点、新社会人は素直に自社のやり方を学んでくれます。
同じような理由で、大学卒の新社会人も人気があります。
大学卒の場合は、レポートの提出や卒業研究などで、「何かを調べてまとめる」ということには慣れています。また自分の考えを書くことにも慣れています。
したがって、情報収集力や論理力という点では訓練されていて、勉強の仕方も身に付いていると考えられます。
たとえ友人のレポートを写していたとしても、見せてもらうには、コミュニケーション力が必要です。(笑)
社会人が転職する場合は、キャリアや実績が重視されます。
つまり、学歴は有っても無くても、それぞれにメリットがあるということです。
実はプログラマーやシステムエンジニアの場合は、学歴よりも実務経験の有無の影響が大きいと思います。
求人を見ても、実務経験があったほうが、転職の選択肢が多いのは明らかです。
しかし未経験者でも可能な会社もあるので、大丈夫です。
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プログラマーになるのに学歴は関係ありません。